ホンダのN系軽自動車のターボ（S07A）向けのエンジンオイルだけを調べてみました。
定期的に交換が必要になるオイルだから、せっかくだからいいものを安く使いたい。
そんなあなたに向けて書いています。
この記事では、N-ONEやN-BOX系からS660まで使えるおすすめのエンジンオイルを厳選しています。
S07A（ホンダのターボ車）の推奨エンジンオイル
S07Aとは、ホンダのN-ONE系の軽自動車のターボモデルに搭載されるエンジン型式です。
エンジンの型式によって、推奨されるエンジンオイルが変わってきます。
S07Aを搭載する車種と推奨のエンジンオイルのスペックを先にご紹介します。
共用で使える車種
まずはじめにS07Aのエンジンを搭載する車種をまとめてみます。
ベースとなる車種はN系の軽自動車のターボモデルですが、実はS660も同様のエンジンを流用しています。
| 車種 | 車両型式 | 駆動 | 年式 |
| N-ONE | JG1・JG2 |
N/A ターボ |
2012年10月〜 |
| N-BOX | JF1・JF2 |
N/A ターボ |
2011年12月〜2017年7月 |
| N-BOX ＋ | JF1・JF2 |
N/A ターボ |
2012年7月〜 |
| N-BOX Slash | JF1・JF2 |
N/A ターボ |
2014年12月〜 |
| N-WGN | JH1・JH2 |
N/A ターボ |
2013年11月〜 |
| S660 | JW5 | ターボ | 2015年4月〜 |
S660だけはターボ車のみの設定になりますが、その他の車種はN/Aとターボどちらも変わりません。
推奨エンジンオイルのスペック
これらの車種に使用するエンジンオイルのの推奨スペックについてです。
S07Aでも、車種によって推奨オイルの種類は変わってきます。
車種別に純正オイルと推奨されているオイルの粘度を調べました。
| 車種 | 純正オイル | 推奨粘度 |
| N-ONE | ULTRA NEXT | 0W-25 |
| N-BOX |
ULTRA NEXT（2012年〜） ULTRA GREEN（〜2012年） |
0W-25 |
| N-BOX ＋ |
ULTRA NEXT（2013年〜） ULTRA GREEN（〜2012年） |
0W-25 |
| N-BOX Slash | ULTRA NEXT | 0W-25 |
| N-WGN | ULTRA NEXT | 0W-25 |
| S660 | ULTRA NEXT | 0W-25 |
S07Aの純正オイルを格安で買う方法
S07Aはターボでも、メーカーは低粘度のオイルを推奨しています。
本来であれば、ターボ車は少し硬めのオイルを使うことが多いのですが、最近のエンジンの構造が変わっているのかもしれません。
純正オイルはディーラーで買うと定価になるため、高いです！
そこで、純正オイルを安く買う方法をご紹介します。
アマゾンよりも楽天の方が安くなっていることが多いので、購入の際は2つを比べてみるといいかもしれません。
ULTRA NEXT
S07Aのエンジンを搭載する車種全てに使える推奨オイルがULTRA NEXTです。
定価で買うと4Lで5354円かかりますが、アマゾンや楽天で買うと3300円〜4000円以内で買うことができます。
ULTRA GREEN
前期型のN-BOX、N-BOX +にメーカー推奨とされているオイルがULTRA GREENです。
定価で買うと4600円もしますが、これも同じくアマゾンや楽天の方が安く買えます。
3000円〜3500円くらいで買うことができるので、節約できますね。
自分でオイル交換をすることはできる？
オイル交換は普通なら、車屋さんに頼むことがほとんどだと思います。
僕自身も普段は行きつけの車屋さんで交換してもらっています。
しかし、調べてみると自分でも意外にできそうだったので、やり方をご紹介します。
オイル交換の流れ
- ジャッキアップ
- 古いオイルを抜く
- 新しいオイルを入れる
基本的な作業はこの流れです。
実際のDIYのオイル交換の作業のやり方を詳しい動画を見つけたので、ここでご紹介します。
クラウンで交換されていますが、このやり方は他の車でも同じです。
慣れるまでは時間がかかってしまいそうですが、慣れたらそれほど時間もかかりません。
何よりオイル代を節約できて、工賃をゼロにすることができるところが最高ですよね。
S07Aに使えるおすすめ社外エンジンオイル6選
S07Aのオイルで純正ではなく、社外オイルのおすすめをまとめました。
純正オイルよりも高性能なオイルもあるので、メーカー純正にこだわりのない方は社外オイルもいいですよ。
HKS 0W-25 スーパーオイルプレミアム4L
ホンダも推奨しているのが、HKSのエンジンオイルです。
メーカー純正と同じ粘度なので、故障したりする危険性も低く安心して使うことができます。
100%化学合成油で高耐久性と走行性能をアップさせてくれます。
ハイパフォーマンスのSUPER RACINGシリーズに改良を加えて開発された新製品で、エコカーやコンパクトカーによく使われています。
LOVCA 化学合成油 0W-25 RACING
LOVCAのオイルは、100％化学合成でありながら他の同クラスのオイルより安くなっています。
自社サイトを持っていないため知名度は低いですが、広告費をかけない分、高性能で安値を実現しています。
過酷なサーキット使用でも実績が多く、信頼性は高いオイルです。
一度使うとその良さがやみつきになると、プロの間でも評判の高いのがLOVCAです。
SpeedHeart 軽自動車専用モデル 0W-25 3L
SpeedHeartのオイルは、エンジンのスペックを強化してくれる優れものです。
特に中低域のトルクを引き上げてくれる効果があります。
低速時のトルクが増えることで、アクセルを踏む量を減らすことができ、低燃費にもつながります。
あまり手に入れることができないオイルなので、見つけたら手に入れておきたいレアものです。
デイトナ プロスペック RR-25 0W-25 20L
デイトナのオイルは、ロングランを意識して作られています。
エンジンのスペックや性能を引き上げるよりも、オイルの寿命を伸ばす作りとなっています。
他のオイルと比べると値段は高めですが、オイルの耐久性を考えるなら入れておいて損はありません。
シーホース シングラウド エコ 0W-25 SN 全合成油 20L
シーホースのオイルは、特にエコカーに最適のオイルです。
シビアコンディションの使用でも対応しているので、車のエンジンに優しいオイルと言えます。
N/A車はもちろん、走行条件のきついターボ車にも安心して使うことができます。
シビアコンディションとは、車種ごとに設定されている整備の基準について、一般的な使用条件よりも厳しい使用条件について、特例的に補足される基準である。
引用：Wikipedia
S07Aのおすすめエンジンオイル まとめ
ホンダ純正のオイルをディーラーで交換していれば、トラブル時でも安心です。
ただ、ディーラーでの作業はオイル代と工賃も高いので、長期的に見ると結構な出費になってしまいます。
純正オイルを安く買って、交換するのが出費も抑えられてお得です。
オイル交換は危険な作業でもないので、DIYしてみるのもいいかもしれませんね。
