C27後期セレナの色や装備をグレードごとに調査|内装・外装別に違いを比較

セレナのグレード

2019年8月にマイナーチェンジとなったC27セレナの装備や値段をグレード別に比較しました。

僕自身もセレナに乗っていますが、購入前は色々と時間がかかりました。

カタログを見てもわかりにくく、グレードを絞るのに時間がかかる始末…。

管理人
そこで、セレナのグレードごとの値段差や装備の違いをまとめてみたよ。

この記事で、セレナのグレードによる違いの概略はわかります。

グレードによってついている装備が細かく違うので、セレナ検討の際はぜひご覧下さい。

目次

セレナのパワートレインとグレード展開

セレナはガソリン仕様とe-power仕様があります。

ガソリン車はスマートシンプルハイブリッドで2LのDOHC直列4気筒、epowerは1.2Lのエンジンにモーターという構成。

e-powerは低排気量ながらモーターの出力が大きいので、走行性能は2Lのガソリン車を大きく上回ります。

セレナのグレードは6種類

セレナのグレード

  1. X
  2. XV
  3. ハイウェイスター
  4. G
  5. ハイウェイスターV
  6. ハイウェイスターG

セレナのグレードは6種類あり、大別してノーマルフォルムとエアロフォルムのハイウェイスターに分けられます。

ベースグレードはXでXV・Gと続きます。

ハイウェイスターはエアロフォルムとなっており、ハイウェイスター・ハイウェイスターV、ハイウェイスターGの3種類です。

管理人
XVとハイウェイスターVにのみ、防水シート車の設定あり。

e-powerもガソリンと同様となっており、オーテックと福祉車両の設定もあります。

セレナの乗車定員は2パターン

セレナは7人乗りと8人乗りが選べます。

ただ、ガソリン車が基本8人乗りでe-powerは7人乗りの設定しかありません。

ガソリン車はG以外は2WDと4WDが選べますが、ガソリンのGとe-powerは2WDのみの設定となっています。

管理人
セレナは8人乗りでも7人乗りに変えることができるんだ。

シートのセンターコンソール部が1列目と2列目でスライドできるため、8人乗りでも7人乗りに変えられるのが人気です。

7人乗りは7人乗りだけですが、8人乗りの場合は7人乗りにもできるんです。

我が家も8人乗りですが、状況によって真ん中シートを移動させて7人乗りでよく使っています。

セレナの価格・値段やグレードによる金額差

セレナの値段は、ガソリンのエントリーモデルXで257万6200円からとなっています。

ノーマルグレード・ハイウェイスター・e-powerに分けて、それぞれのグレード間での値段差を調べました。

セレナノーマルグレードの値段差

セレナX

グレード 値段差
X→XV +16万600円
X→G +48万5100円
X→ハイウェイスター +18万2600円
X→ハイウェイスターV +49万3900円
X→e-powerX +42万1300円

ハイウェイスターVへの値段差がかなり大きいですが、装備差を考えてハイウェイスターVを選ぶ人が多数です。

グレードの装備の違いはのちほどご紹介しますが、ベースからになるので金額差は高めと言えます。

セレナハイウェイスターグレードの値段差

 

セレナハイウェイスターV

グレード 値段差
ハイウェイスター
→ハイウェイスターV
+31万1300円
ハイウェイスター
→ハイウェイスターV防水
+34万4300円
ハイウェイスター
→ハイウェイスターG
+55万2200円

ベースグレードからハイウェイスターVに変えるのは、ノーマルグレード同様高めです。

ハイウェイスターGは上位グレードになるので、金額差もかなり大きくなっています。

セレナe-powerグレードの値段差

セレナepower

グレード 値段差
e-power X
→e-power XV
+22万8800円
e-power X
→e-powerハイウェイスター
+29万5900円
e-power X
→e-powerハイウェイスターV
+58万5200円
e-power X
→e-powerハイウェイスターG
+81万1800円

e-powerの値段差もそれほど変わらず、ハイウェイスターVになると値段はがっつりアップします。

ちなみに、ベースグレードのXからオーテックへの金額差は+64万9000円です。

どのグレードにも共通して言えるのが、人気グレードはハイウェイスターVという点。

ハイウェイスターVの主要装備

  • 2列目シートロングスライド
  • 2列目シート横スライド
  • 両側ハンズフリーPスライドドア

これらの装備はハイウェイスターVに標準となるため、値段は高くてもハイウェイスターVを選ぶ人が多いです。

セレナのグレードによる装備の違い【内装編】

内装面で各グレードごとに標準でついている装備をまとめました。

全グレードに標準となるもの、グレードごとについているものをそれぞれ1つずつご紹介します。

セレナの内装で全グレードに標準となる装備

全グレード標準装備

  • 防眩式ルームミラー
  • 各種収納BOX
  • アシストグリップ
  • 電源ソケット
  • ラゲッジアンダーボックス
  • シートリフター

これらの装備は全グレードに標準でついています。

当たり前ですが、ヘッドレストやシートバックポケットなども標準です。

セレナの内装面でグレードごとに違う装備

本革巻きステアリングはXとXVのみセットオプションで、それ以外は標準装備です。

ステアリングヒーターは全グレードにオプション装備となります。

ステアリングスイッチは標準ですが、XとG・ハイウェイスターはドライブアシストディスプレイ設定・クルーズコントールのみとなります。

管理人
オプションで、オーディオのスイッチをつけることができるよ。

XVはオーディオスイッチも標準装備で、ハイウェイスターVとハイウェイスターGにはさらにプロパイロットのボタンも付きます。

インテリジェントキーとプッシュスターターは全車標準です。

オートエアコンとリアクーラーは全車標準装備ですが、GとハイウェイスターGだけプラズマクラスター仕様となります。

リアヒーターダクトはオプション設定で、オーディオレスの4スピーカーが標準仕様です。

2列目シート前にテーブルが標準で付きますが、XVとハイウェイスターV・Gだけは3列目にもテーブルが標準です。

さらに、USBソケットが2列目・3列目のテーブル横に付きます。

電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドはXVとGにオプション設定、ハイウェイスターVとハイウェイスターGに標準装備です。

シート地はXとXVはトリコット、ハイウェイスターとハイウェイスターVはジャガード、Gは合成皮革のシートとなっています。

管理人
防水シートはガソリン・epower共にXVとハイウェイスターVにオプション設定。

シートバックフックとシートバックポケットはXVとハイウェイスターVだけ8個ついており、その他のグレードは4個となっています。

セレナのグレードによる装備の違い【外装編】

外装面での装備の違いをグレード別にご紹介します。

全グレードに共通する装備と、グレードごとに違う装備に分けてまとめました。

セレナの外装面で全グレードに共通する装備

全グレード標準装備

  • ターンランプ付きドアミラー
  • LEDリアランプ
  • オートライト
  • UVカット、プライバシーガラス
  • メッキドアハンドル
  • ルーフスポイラー
  • メッキバックドアフィニッシャー

キャップレス給油口やデュアルバックドアなどの便利機能も標準となっています。

デュアルバックドアは、狭いところでバックドアを全開しなくていいのでかなり使い勝手がいい装備です。

セレナの外装面でグレードごとに違う装備

XとXV・ハイウェイスターはハロゲンランプが標準仕様ですが、その他のグレードはLEDランプが標準装備となります。

LEDのフォグランプはXVだけオプション設定となり、ハイウェイスターVとGは標準です。

対向車がいてもハイビームを維持できるアダプティブライトはXVにオプション、GとハイウェイスターVに標準装備となります。

管理人
アダプティブライトは自動で光軸調整してくれる便利機能。

e-powerはブルーのグリルやエンブレムが標準で、ハイウェイスターは系はエアロフォルムの外装が標準となります。

スライドドアのオートクローザーは全グレードに標準です。

Xは助手席側のパワースライドドアもオプション設定となっています。

両側のパワースライドドアがつくのは、XVからです。

Gは両側パワースライドドアですが、ハンズフリー機能はありません。

ハイウェイスターはハンズフリーの両側パワースライドドアがオプション、ハイウェイスターVとハイウェイスターGは両側ハンズフリーパワースライドドアが標準となります。

管理人
ハンズフリードアは、足元のセンサーでドアオープンできるよ。

アルミホイールはハイウェイスターGが16インチG以外のepowerは専用の15インチアルミ、ガソリンのG ・ハイウェイスター・ハイウェイスターVは15インチアルミになります。

ガソリンのXとXVはホイールカバーが標準になります。

全車スペアタイヤはなく、タイヤの応急修理キットがつきます。

セレナの安全装備・先進技術

セレナの安全装備は全方位で、合計9個の安全装備がついています。

セレナの安全装備

  • 先進ライト(ハイビームアシスト)
  • 踏み間違い防止アシスト
  • インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)
  • インテリジェントLI・LDW(車線逸脱防止)
  • インテリジェントBSI・BSW(後側方衝突防止支援)
  • RCTA(後退時車両検知警報)
  • インテリジェントエマージェンシーブレーキ
  • インテリジェントDA(ふらつき警報)
  • 標識検知機能

プロパイロットはXには設定がなく、XVとGにオプション、ハイウェイスターVとハイウェイスターGには標準装備となります。

管理人
旧モデルは全グレードオプションだったけど、今はグレードで標準装備になってるんだ。

クルーズコントロールは全車に標準です。

インテリジェントDA(ふらつき警報)とカーテンエアバッグはXV・G・ハイウェイスターV・ハイウェイスターGにオプションとなります。

セレナの車体色・ボディーカラー

ツートン 単色
パール×黒 オレンジ
オレンジ×黒 レッド
レッド×黒 パール
ガンメタ×黒 ブルー
  ガンメタ
  シルバー
  茶色
  黒パール
  ベージュ

セレナの車体色は、ツートンカラーと単色があります。

色は表の通りで、赤字の3色以外は全て特別塗装色です。

特別塗装色の値段差

  • ツートン系→+7万7000円
  • 単色系→+4万4000円

小傷の自動再生を可能にするスクラッチシールドは全ての色に対応しています。

セレナのおすすめのグレード

セレナのおすすめグレードは、ガソリン・e-power問わずハイウェイスターVです。

ハイウェイスターVが人気で需要のある装備がほとんどついています。

ハイウェイスターVの主要装備

  • LEDランプ、LEDフォグ
  • プロパイロット
  • 2列目ロングスライド
  • 2列目横スライド
  • ハンズフリーPスライドドア

他のグレードだとオプション設定になるものが、標準でついてきます。

セレナの中でも1番の売れ筋グレードであり、装備面も手厚いところが魅力です。

中古車としてのリセールバリューも高いので、選ぶならハイウェイスターVがおすすめです。

ちなみに、僕もハイウェイスターVに乗っています。

セレナの色やグレード・装備【まとめ】

セレナは若い人からファミリー層まで幅広く使える万能なミニバンです。

2L以下ということもあり、税金関係の維持費も安いところが人気の理由ですね。

ハイウェイスターVはエントリーモデルから見れば値段が高いですが、長く乗るなら選んでおきたいところです。

収納や8人・7人乗り両方対応など、乗りやすい設計がたくさんあります。

少しでも安く買うなら、値引きも意識して商談してください。

今月の最新値引き額や交渉のコツは、『新型セレナの限界値引きマニュアル』にまとめてあります。

ぜひ参考になさって下さい。

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この記事を書いた人

元ホンダディーラー営業マン。中古自動車査定士・損害保険募集人資格の有資格者です。業界の裏話を交えて書いています。YouTubeでの配信も始めました。ご不明点やご意見はお問い合わせかYouTubeのコメントからお願いします。

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