ハイエースを買おうと思った時に一番気になるのが値引き額です。
モデルチェンジ直後など値引きが渋い時期をのぞいて、基本的に値引き交渉はできます。
同じ買うなら、少しでも安く買いたいですよね。
この記事では、毎月ハイエースの値引き額を数冊の雑誌や購入者の口コミを調べて更新しています。
値引き交渉のコツやリセールバリューの高いグレードや色の情報も解説しました。
【2024年10月最新】ハイエースの目標値引き額の最新情報
毎月最新の情報に更新して、ハイエースの値引き額データをご紹介しています。
当サイトでご紹介するのはグレードや駆動方式による値引き額です。
グレードや仕様で金額はそれほど大差なく、全グレード共通の値引きデータとなっています。
ハイエースの最新値引き額と合格ライン
車両値引き額 | 30万円 ※受注停止 |
オプション値引き | 20% |
値引き難易度 | ゆるい |
同士競合 | ◯可能 |
OEM車 | なし |
※同士競合はトヨタの別販売店の競合
現時点でのハイエースの値引き目標額は、33〜38万円が合格ラインです。
車両本体からの値引きは固定して、30万円を目標に交渉します。
ディーラーオプションなど付属品が多い場合は、そこからの値引き交渉もOK。
オプションの金額にもよりますが、平均35万円くらいの値引きができたら万歳です。
ハイエースをトヨタディーラー同士で競合させることも可能
トヨタディーラーには都道府県名がつく◯◯トヨタ、ネッツ、カローラ、トヨペットの4つの販売店があります。
全てトヨタディーラーですが、社長が違う別会社です。
トヨタ同士で同じ車種を競合させることができるんだ。
違うメーカーはもちろんですが、最終的には同士競合でさらに値引きを進めることができます。
ハイエースはつけるオプションの量によって値引き額は変わる
ハイエースでできる車両本体の値引きには限界があります。
車の値引きは、本体以外にオプションや付属品部分からも交渉することができます。
フロアマットやカーナビ、コーティングを付けていれば20万円は超えていますよね。
社外品はディーラーの利益率も悪く、値引きもそこまで期待はできません。
しかし、ディーラーオプションであれば利益率も高いのでそこから値引き交渉は可能です。
ディーラーオプションとは、車のカタログと一緒に渡されるオプションのカタログに載ってるやつね。
他のサイトを見ているとオプションで30%とか書かれていますが、現実的にはそれは無理です。
ディーラーの利益が25〜30%なので、値引き目標は20%くらいが限界です。
もちろん、オプションの金額が高いほど値引き額は大きくなります。
下取りありでもなしでも値引き額は変わらない
下取り車があってもなくても、ハイエースの値引き額は変わりません。
値引き額は下取り車に関係なく、固定で考えてください。
下取り車と合算する『下取り値引き』は車からの値引き額がわかりにくくなります。
下取り値引きを提示されたら、内訳を聞いておくといい。
車からの値引き・オプションからの値引きなど、分けて考えるようにしてください。
下取り値引きは、下取り車の金額を高めにして純粋な値引き額を隠すことができます。
営業マンの口車に乗せられないように、内訳を聞いておくと確実です。
ハイエースの過去1年間の値引き価格の相場データ
時期 | 値引き額 |
2024年10月 | 30万円 ※受注停止 |
2024年9月 | 30万円 |
2024年8月 | 30万円 |
2024年7月 | 30万円 |
2024年6月 | 27万円 |
2024年5月 | 27万円 |
2024年4月 | 27万円 |
2024年3月 | 27万円 |
2024年2月 | 25万円 |
2024年1月 一部改良 | 23万円 |
2023年12月 | 37万円 |
2023年11月 | 37万円 |
ハイエース発売以降の値引き実績の金額を購入者の意見や口コミを元に、表にまとめました。
受注停止となっており、改良のタイミングまではオーダーストップが続くかもしれません。
キャラバンやトヨタ同士の競合を煽ることで、より交渉しやすくなるでしょう。
ハイエースの値引き額をさらに増やして安く買うには?
下取り車がある場合は、まずその車を少しでも高く売ることが大事です。
ディーラーで下取り査定をしてもいいですが、査定額は正直高くありません。
アップルなどの車買取業者と比べて再販ルートが少ないため、ディーラーでの査定額は安めです。
アップルやカーセブンなど車買取業者3社くらいで査定しておくと、より高い値段で売却できます。
業者をまわって査定するのもいいですが、一括査定のようなサービスを使えば時間も短縮できて一石二鳥です。
ナビクルが有名でハズレもありません。
僕が普段からよく使ってる一括査定なんだ。
10年落ちより古い車や事故をした車など、他では買取してもらえない場合はナビクル廃車買取なら安心です。
車の状態が悪くても売れる可能性はあるので、使い分けてください。
電話がたくさんかかってくるのが嫌だという方には、カーネクストがおすすめです。
カーネクストは電話1本だけで車の査定〜売却までが完結します。
0円以上の買取保証も付いているので、10万kmや10年落ちなど値段がつきにくい車でも問題ありません。
たくさんの電話対応に悩まされることなく、買取店並みの金額で売りたいならカーネクストが最適です。
カーネクストなら10万km超えや10年落ちなど、状態の悪い古い車でも買取対象になります。
実際に使った感想は『カーネクストの評判を調査|しつこいという口コミはなくスムーズで使いやすかった』にまとめてあるので、参考になさってください。
ハイエースの見積もりと試乗をお得にする方法
ディーラーでの商談や試乗は、実は事前に予約できます。
最寄りのディーラーを検索して電話すればOKですが、面倒じゃないですか。
そんな時に便利なのが楽天Car試乗。
画像引用:楽天Car試乗公式サイト
楽天が運営するサービスで、ディーラーでの試乗〜商談までを予約できます。
一番すごいのは、楽天Car試乗からの申し込みで契約すれば楽天ポイントがもらえる点。
最大で15000楽天ポイントもらえてかなりお得。
あらかじめ車種と店舗・日程を予約するので、商談したい場合もスムーズです。
同じディーラーで新車を検討するなら、楽天ポイントもらえる方がいいですよね。
- トヨタ
- ホンダ
- 日産
- マツダ
- ダイハツ
- 三菱
主要なメーカーは対応可能ですが、地域が限られています。
もしあなたがお住まいの地域で対応できるなら、使った方がお得です。
対応エリアから検索できるので、一度見てみてください。
まだ始まったばかりのサービスで、今後エリアやメーカーは増えていきます。
ハイエースの値引き交渉で店長決済まで最速で持ちこむ3ステップ
新車を安く買うためには、値引き交渉で店長決済までいくことが重要です。
営業マンの決済にはいくつかパターンがあり、進むほど値引き枠が増えます。
- 担当営業マン決済
- 主任決済
- 課長決済
- 店長決済
担当営業マンとは、名刺に役職が書いていない人を指します。
経験を積んでいくと、営業マンに役職がつくので値引きできる枠が増えるんです。
担当なら10万でも主任なら15万、課長なら20万、店長なら25万といったように値引きできる枠が決まっています。
お偉いさんになればなるほど、値引きできる金額が増えていくよ。
まずは、最初に営業マンからもらった名刺を確認しましょう。
役職があれば、名前の近くに書いてあるはずなのでチェックしておきます。
担当営業マンから言い出し値引き以上の金額を提示させる
相手が役職なしの担当営業マンであれば、持っている値引き枠は少ないです。
担当営業マンの枠は、一般的に言われる『言い出し値』+数万円くらいでしょう。
値引き交渉においては、まだまだ序の口の金額です。
まずは、最初に言ってくる言い出し値プラスアルファを狙おう。
言い出し値プラスアルファの金額を提示してくれたら、そこからは担当営業マンは金額の判断ができなくなります。
すると、上司に相談へ行き指示を仰ぐようになるわけです。
そこで、相談している相手がどんな人か見ておきましょう。
おじさんであれば課長レベルと推測できますし、30代くらいであれば主任クラスと判断できます。
この段階で、上司がどのクラスの役職であるかを軽く判別しておけばOKです。
別会社のトヨタディーラー同士を競合させる
トヨタ車に選択肢がかたまってきたのなら、次のステップは同士競合です。
同士競合=トヨタ同士を競合させるということで、複数のトヨタディーラー同士を競合させます。
トヨタの場合、カローラ・トヨタ・トヨペットなどは別会社だよ。
地域によっては、モビリティやトヨタ店は他チャンネルの販売店と合併している場合があります。
ネットで検索してみて、同じ地域内で経営が違うかどうかを調べましょう。
僕の地域では、モビリティ(旧トヨペット)とカローラ店を競合させました。
値引きを無理してでも台数を上げたい販社もあれば、値引きは抑えるところもあるんです。
2つの経営違いのトヨタディーラーをぶつければ、値引き交渉は格段にしやすくなります。
すでにもらっている値引き条件は隠して交渉するので、交渉話もしやすくなりいいことずくめです。
値引き交渉が進んだら『条件次第では今日決めてもいい』と伝える
同士競合をさせて交渉を進めていると、上司レベルの決済でも追いつかなくなります。
そこで登場するのが、店長の決済枠です。
店長決済はトヨタディーラーの中でも一番上で、最終の砦と言えます。
店長の名前が出てきたら、最終フェーズです。
ここまでくると、いったん持ち帰って検討するというのは通じないことが多いでしょう。
他社に口外されるとまずい金額を出しているからね。
そこで効果を発揮するのが、『条件次第では、今日決めてもいい。』のフレーズ。
よそは無視してあなたのお店で契約してもいいですよという意味です。
店長決済まできて、そこで初めてこのフレーズを使うことでさらにもう少し値引きを増やせます。
限界だった値引き額が、期間限定的なフレーズによってさらに希少価値を与えるのです。
体感ですが、最終提示額+3〜5万はいけます。
ハイエースの値引き交渉に入る前の準備
ハイエースの値引き交渉へ入る前に、必要な準備について先にご紹介します。
準備なしでディーラーへ行くよりも確実に交渉を進めやすくなることばかりです。
面倒なことは1つもないので、事前に準備しておくようにしてください。
ハイエースの競合車種を調べて見積もりする
まずは、ハイエースの競合車種を知る必要があります。
車を買う時に別メーカーと競合させれば、より安く買うことができるためです。
- キャラバン(日産)
- ボンゴバン(マツダ)
他に見ている車があれば、車を見に行った日に即決することもなく安心です。
車を買う時の即決は最大限の値引きではないため、損をしてしまいます。
即決を迫られても、他のメーカーさんの回答まだなのでって言えるからね。
一番よく使われる競合は、日産のNV350キャラバンです。
マツダのボンゴバンでも競合できますが、車格や値段帯は劣ります。
値引き交渉時に有利になるため、必ず見に行っておきましょう。
値引きしやすい時期とタイミングを把握しておく
車を買う時は、値引きしやすい時期やタイミングがあります。
一番値引きが大きいのは、モデルチェンジ前です。
フルモデルチェンジが一番ですが、マイナーチェンジでもいつもより値引額は増えます。
メーカーとしてもディーラーとしても、旧モデルを置いておく意味はありません。
できるだけ早く在庫を無くしておきたいと考えます。
値引きを増やしてでも買ってほしいのが旧モデル。
決算時期も同じく年度の売り上げをしめる時期なので、利益を減らしてでも車の登録を増やします。
どちらの時期も合わない場合は、毎月安く買える時期に来店するようにしてください。
【営業マン直伝】ハイエースを安く買う方法・値引き交渉術
ハイエースの目標値引き額がわかれば、次は値引き交渉のやり方を知っておきましょう。
ディーラーで営業側として働いてきた管理人が、営業目線で効果的な値段交渉術をご紹介します。
車の値段交渉術については動画でも解説していますので、動画版で見たい方はこちらをご覧ください。
下取り車は見積もりから分けてもらう
ディーラーで見積もりをする時、下取り車は抜きにして見積もりをしましょう。
下取り車があると、下取り車に値引きを含めて提示してくるケースがあります。
「下取り値引き」と言って、本体や付属品などの値引きを全て下取り車と合算するやり方です。
どこでどれだけ値引きするかを見ておきたいから、分けて考えるのがベストだ。
車両本体からいくら、付属品からいくらと言った感じでわかるようにしておきます。
下取り額を低くして、本体値引きを増やすことも考えられますよね。
下取り車の金額を言われた時のために、先に買取業者で査定を済ませておくのは大事です。
ここからガリバーやアップルなど主要業者に査定の依頼ができます。
無料で使えるので、値引き交渉前に査定しておきましょう。
10年以上前の車や走行距離が15万kmなど、普通では値段がつきそうにない車は廃車買取業者がおすすめです。
ナビクル廃車買取なら、古くてボロボロの車でも買取対象となります。
廃車買取業者の比較は、こちらの記事をご覧ください。
具体的な目標金額は終盤まで言わない
値引き交渉時にやってはいけないのが、早い段階で目標金額を伝えることです。
目標金額は最初のうちはぼかしておき、はっきりした金額は伝えないようにします。
早い段階で金額を伝えてしまうと、それ以上の交渉ができません。
280万で伝えてしまったら、270万の交渉はできなくなるよね。
値引き交渉が進んで最終くらいまできてから、目標金額を伝えるようにします。
少なくとも、営業マンからの値段提示が2〜3回は終わった後にしてください。
車両本体以外にオプションや付属品からも値引きを狙う
車購入時に値引きできるのは、車両本体だけではありません。
意外とやっていない人が多いですが、付属品からの値引きが大切です。
フロアマットやドアバイザーだけなら値引きは難しいかもしれません。
しかし、カーナビやガラスコーティング、ドライブレコーダーなどを付けると結構な金額になります。
ナビとかコーティング付けたら、30万近くなるからね。
ディーラーオプションは利益率も高いため、ついている金額の15〜20%を目安に交渉しましょう。
以前に、我が家で新古車を買った時も付属品の値引きはできました。
ハイエースの見積もりに含まれる諸費用の一部をカットする
車の見積もりに必ず含まれる諸費用は、値引きはできません。
しかし、項目によってカットすることができます。
- 納車費用
- 車庫証明代行手数料
納車費用はお店によって来店納車にすれば、カットすることができます。
車庫証明の代行手数料は、申請を自分で行くことでゼロにすることも可能です。
登録作業より簡単なので、平日に行ける人がいるなら自分で行けば節約できます。
車庫証明の取り方や申請書の書き方は、こちらの記事をご覧ください。
最後の仕上げに端数カットとガソリン満タンを狙う
車両本体と付属品、下取り車それぞれで値引きをできたらあとは仕上げです。
値引き交渉の仕上げは、営業マンからの値段提示が3回くらいを目安としてください。
数万円の端数があって難しそうな場合でも、必ず1回は交渉をします。
無理であれば本当に厳しいので、そこから1万円以内の切れる端数をカットしましょう。
経験上、1万円くらいなら交渉次第で切ることはできる。
そこでまだ決めずに、「今日決めてもいい」というフレーズを使います。
ここで最後の一押しで納車時ガソリン満タンを提示してください。
納車される時はガソリンは10Lほどしか入っていないため、ここも忘れず交渉に含めましょう。
高確率で満タンにしてもらうことができます。
ハイエースの未使用車(新古車)なら値引き大で買える?
新車が高いから未使用車にすれば安く買えるという人もいますが、正直おすすめはできません。
未使用車と言っても幅が広く、すべての未使用車が新車よりお得ではないためです。
カラクリがあるので、ここでは未使用車の注意点について解説します。
未使用車を検討する際は初度登録年月日に注意する
未使用車(新古車)は、正式には届出済未使用車と言います。
一番大事な注意点は、初度登録年月日がいつかという点です。
未使用車は一度登録して、ナンバープレートをもらっています。
つまり、車検期間がスタートしており年式が古くなっているわけです。
プライスボードの表示は2023年式でも初度登録が2021年であれば、買った時点ですでに2年落ちになります。
買ったはいいけど、もう翌年には車検が来るってわけね。
走っていないだけで、2年落ちの中古車と同じ状態になるわけです。
表示されている年式と初度登録年月日に大きな差がある未使用車は要注意です。
新車保証も切れかけていることになるので、未使用車のメリットが全くありません。
しかし、いい値段するため結果として損をしてしまいます。
中古車や未使用車は値引きが少なく割高になることが多い
未使用車や中古車全般に言えることですが、値引きが少なくほとんど交渉できません。
新車であれば20万以上の交渉は難しくないのに、未使用車となるだけで数万円の値引きとかなりシビアになります。
未使用車になるだけで、値引きできる金額は大幅に減ってしまうので注意が必要です。
中古車は基本的に値引き交渉には応じてくれないことが多い。
値引きも少なくなって、いきなり2年落ちの状態で乗るのは明らかに損です。
未使用車で当たりと言えるのは、初度登録が当年で値段が下がった状態の車。
初度登録が明らかに1年以上前の未使用車はやめておきましょう。
長期保管されていることもあり、車の状態もイマイチなことが多いです。
ハイエースの値引き交渉をスムーズに進めてお得に買うコツ
ハイエースの値引き交渉をスムーズに進めるために、3つのポイントが大事です。
- 他メーカーと相見積もりする
- 同メーカー同士でも競合する
- 値引きが多い時期を狙う
他メーカーとの競合はもちろんですが、大切なのは2の同メーカー同士での競合です。
1つずつ順にご紹介していきます。
他メーカーのディーラーと相見積もりする
ハイエースの場合だと日産ならNV350キャラバン、マツダならボンゴバンという競合車種があります。
見積もりする時は、必ずこれらどこかでも相見積もりをしておいてください。
バックに他メーカーとの見積もりがあるのとないのとでは、営業マンの対応は雲泥の差です。
他のメーカーに負けるのは、営業マンからすれば一番辛いこと。
競合なしの場合とある場合では、値引きする金額も変わってきます。
ライバル車種があると最初の提示金額が高めになりやすいので、どこか1つでも見積もりをしておきましょう。
同じメーカーの別販売店とさらに相見積もりする
違うメーカーの見積もりをしたら、その次は同じメーカー内での競合です。
トヨタは現在、全てのディーラーで同じ車種を取り扱っています。
そのため、4つある販売店でそれぞれが競合先なんです。
- ◯◯トヨタ
- ネッツトヨタ◯◯
- トヨタカローラ◯◯
- ◯◯トヨペット
※◯◯は都道府県名
同じメーカーの看板なのに、実は全く別の会社なんだ。
ハイエースにするというのが決まっているなら、同メーカー同士の競合の方が値引き額は上がりやすいです。
お店の対応も違いますし、値引き額やサービス内容も変わります。
車は購入後長い付き合いになるため、お店の印象や対応を比べるのも大切です。
個人でやっている車屋さんでも業者販売という形で、トヨタディーラーから車をおろすことができます。
ディーラーからの直販より値引きが多い場合があるので、身近に知っている車屋さんがいれば聞いてみるのもアリです。
決算やモデルチェンジ前など値引きが大きい時期を狙う
モデルチェンジ直後や新型車発売後は、値引きもシビアになり交渉がしにくくなります。
あなたの車の乗り換えに猶予があるなら、9月と3月にくる決算時期に交渉をしましょう。
モデルチェンジが近い場合は、営業マンの方から必ず話があります。
決算時期を狙うなら、2月や8月など1ヶ月ほど前にお店に行ってください。
3月の駆け込みでも間に合いますが、相手のペースにされてしまう場合があります。
冷静な判断ができるように、少し早めに動いておくと安心です。
時期が合わない場合は月半ばを狙う
モデルチェンジも決算時期も間に合わないという場合は、月半ばに来店します。
目安としては15日くらいで、20日くらいに契約すればギリギリ当月の登録に間に合うためです。
営業マンには毎月販売台数が決められているので、台数に届いていない営業マンは何としても買ってほしいのです。
その心理を逆手に取れるから、交渉もあなたのペースにしやすいんだ。
買ってほしいという気持ちの方が強いので、値引き額も普段より頑張ってくれます。
毎月使えるおすすめの時期が、15日前後です。
ハイエースの値引き交渉がうまくできない時の対処法
ハイエースの値引き交渉がうまくできない場合のチェックリストをまとめました。
心理的なテクニックから、物理的なテクニックまでご紹介します。
営業マンとのやり取り回数を増やす
営業マンも人間なので、相手に情がうつることもあります。
何回も来店してもらって、感じがいい人なら営業マンの気持ちが変わることもあるんです。
何とかしてあげたいって思ってもらえたら勝ち!
お店へ行く回数や電話の回数など、営業マンとのやり取りを増やすことは効果的です。
話しているうちに打ち解けてくることもあり、情がうつりやくなります。
逆に、横柄な態度で接していると逆効果なので気をつけてください。
ハイエースの程度のいい中古車を探す
しかしながら、新車で検討していてどうしても値段が合わないケースもあります。
値引きがいっぱいで予算におさめられない場合は、程度のいい中古車を選ぶというのも1つの選択肢です。
中古車ならフロアマットやバイザー、ナビまですでについたものもあります。
最初から付属品がたくさんついているから、お得よね。
程度が良くて値段の安い中古車を探すなら、楽天Car中古車販売がお得で使いやすいサービスです。
ネクステージなどの大手中古車販売店も参加しており、いろんな条件で中古車を検索できます。
外観や内装はもちろん、傷やへこみの写真も掲載されていて現車確認しなくても十分検討が可能。
さらに、車を買った分で楽天ポイントがもらえるところが魅力です。
成約すれば大量の楽天ポイントがもらえるので、かなりお得。
通常の楽天市場の買い物では到底もらえないような1万ポイント以上もらえてしまうんです。
成約後の手続きまで基本無料だから、使って損はありません。
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展示車や試乗車などディーラーの在庫車を候補に入れる
ディーラーの展示車や試乗車は、値引き額も増やしやすいです。
お店側も条件をつけて安く売りたい時に、展示車や試乗車を使います。
他にも、ディーラーのサービス出張用の車など社用車も狙い目です。
ディーラーによって台数が厳しい時に、登録だけした車を残してあることも多い。
登録だけしてある在庫車は登録日も浅いことが多く、かなりお得に買えます。
色やグレードなど条件が合うなら、在庫車は確実にお得です。
どうしても値引きできない時に、あるかどうかを聞いてみましょう。
コーティングなど付属品を社外品にして安く抑える
コーティングはディーラーオプションから選ぶ必要はありません。
ガラスコーティングも最近は自分で施工できるタイプが増えてきています。
僕がセレナを新車で買った時、コーティングはつけず自分でやりました。
ディーラーのガラスコーティングと自分でする場合の比較
ガラスコーティングもディーラーで頼むと、5万円近い出費になります。
3年や5年間効果がもつと言われますが、実際のところ定期的なメンテナンスクリーナーがけが必要です。
半年に1回のところもあれば、2ヶ月に1回のところもあります。
洗車後にクリーナーがけをするのはかなり大変な作業です。
僕が新車を買ってから使っているガラスコーティングのGenesisは、洗車後に塗り込んで乾拭きするだけで済みます。
効果は2ヶ月くらいですが施工が簡単なので、それほど時間もかかりません。
何よりメンテナンスクリーナーがけがないところが一番楽です。
定期的に施工するため、効果も出やすいので手間をかけずにきれいにしたい方は試す価値はあります。
ハイエースの新車価格やグレード構成
ハイエースはガソリンとディーゼルモデルがあります。
バンとワゴンに分かれているので、1つずつ新車価格をグレード別にまとめました。
ハイエースバンの新車価格
グレード | 仕様 | 値段 |
DX | ガソリン | 2,347,000円 |
DX 標準ルーフ | ガソリン | 2,541,000円 |
DX GLパッケージ | ガソリン | 2,589,000円 |
DX | ディーゼル | 3,192,000円 |
スーパーGL | ディーゼル | 3,640,000円 |
※値段は2WD
ハイエースバンのガソリンモデルは2Lのみのラインナップとなっています。
ディーゼルは2.8Lディーゼルで、グレード展開は5つです。
エントリーモデルはどちらもDXで、ガソリンモデルが234万7000円、ディーゼルが319万2000円からとなります。
ベースグレード間の値段差は84万5000円と結構な金額差がありますね。
4WDはディーゼルのみの設定で、値段差は11万円です。
ハイエースワゴンの新車価格
グレード | 値段 |
DX | 2,886,000円 |
GL | 3,116,000円 |
グランドキャビン | 3,684,000円 |
※値段は2WD
ハイエースワゴンはガソリンモデルのみのラインナップとなっており、ベースグレードは288万6000円からです。
4WDでもグレード構成は同じで、2WDのベースグレードと比較すると値段差は31万1000円となっています。
ハイエースのおすすめグレード
ハイエースを購入する時に、リセールバリューの面でおすすめのグレードをご紹介します。
ワゴンとバンで変わってくるので、それぞれ分けてまとめました。
ハイエースバンのおすすめグレード
ハイエースバンのおすすめグレードは、スーパーGLです。
再販時のリセールを考えた時のバランスが一番良く、装備面でも売れ筋のグレードと言えます。
リセール面ではDXなどの他グレードでも十分ですが、スーパーGL系がずば抜けたリセールの高さを維持しています。
ハイエースバン=スーパーGLってイメージが強いよね!
メッキ系のパーツなど、バンでありながら乗用車並みの装備が多いところが街乗りにも人気です。
ハイエースワゴンのおすすめグレード
ハイエースワゴンなら、GLが一番おすすめです。
DXだと装備面で不安要素が多く、結局オプションを追加して値段が上がってしまいかねません。
しかし、GLなら平均的な装備は標準となっており、必要なものだけを追加できます。
値段差が20万円くらいありますが、トータル的に考えれば安くおさまるでしょう。
グランドキャビンは取り回し面や購入時のコストを考えると、ちょっと癖あり。
DXが中古車市場に少ないことも、人気の度合いを図る目安となりますよね。
中古車市場でよく出回っているグレードがGLなので、人気があるということがわかります。
ハイエースの燃費データ
ハイエースの燃費データを、ワゴンとバンに分けてそれぞれご紹介します。
より実走燃費に近いWLTCモードでの燃費データを引用しました。
ハイエースバンの燃費データ
グレード | 仕様 | 燃費 |
DX 3/6人 | ガソリン | 8.8km/L |
DX 4ナンバー | ガソリン | 9.3km/L |
スーパーGL 4ナンバー | ガソリン | 9.2km/L |
スーパーGL 1ナンバー | ガソリン | 8.8km/L |
DX | ディーゼル | 12.2km/L |
DX ハイルーフ | ディーゼル | 12.4km/L |
DX 標準ルーフ | ディーゼル | 13.0km/L |
スーパーGL | ディーゼル | 12.2km/L |
※燃費はWLTCモード(JC08モードの後継測定法)
4WDはカタログでも公表されていないため、2WDのハイエースバンの燃費をグレードごとにまとめました。
ガソリンモデルでは平均リッター9kmあたり、ディーゼルになると平均リッター12〜13kmくらいになります。
ハイエースは全体的に燃費が悪いですが、ディーゼルの方が実用的な燃費と言えますね。
ハイエースワゴンの燃費データ
グレード | 仕様 | 燃費 |
2WD | ガソリン | 8.8km/L |
4WD | ガソリン | 8.1km/L |
※燃費はWLTCモード(JC08モードの後継測定法)
ハイエースワゴンの燃費はグレードに関係なく、2WDと4WDで8.8kmと8.1kmとなっています。
ガソリンしか設定がないため、バンと比べると燃費は低めです。
ハイエースの安全装備
ハイエースの安全装備は、グレードによって標準になるものと付かない機能があります。
ワゴンとバンでも標準装備が違うので、それぞれに分けて解説しますね。
トヨタの安全装備『トヨタセーフティセンス』は、ワゴンとバンどちらも標準装備となります。
ただ、どちらも非装着モデルを選ぶことができ、セーフティセンスなしだと-74800円引き(バンとDXは-77000円)です。
- プリクラッシュセーフティ
- レーンディパーチャーアラート
- オートマチックハイビーム
- VSC
- TRC
基本的な安全装備は一通り網羅していますが、ノアやヴォクシーなどの乗用ミニバンと比べると少し見劣りします。
エアバッグに関しては、バンは運転席のみ標準・ワゴンは運転席と助手席が標準装備です。
乗用用途と商用用途ということもあり、ワゴンの方が装備面では手厚くなっています。
ハイエース購入時の納期目安
ハイエースは受注停止となっており、現状の納期は不透明。
ただ、人気のあるグレードや色はディーラーで売れる見込みを立てて先行発注しているケースが多いです。
売れ筋の色やグレードの納期は早くなりやすいんだ。
珍しい色やオプションを付けた場合は、メーカーの生産待ちになります。
サンルーフや高いオプションを付けると、時間はかかりやすいです。
ハイエースの値引き交渉に使えるキャンペーンはあるのか?
値引き交渉をする時、販売店や時期によってキャンペーンをしているところもあります。
よくあるキャンペーンは下記のもので、お店によっては独自でイベントをするところも。
- 年始初売り
- 3月期末決算
- 5月GW
- お盆休み
- 9月中間決算
ほとんどが長期休暇になる時に実施されますが、周年祭やお店のイベントはこれらの時期とは別になります。
僕が以前いたホンダカーズでも、毎年4月にお客様感謝祭をやっていました。
メーカー問わず、販売店のキャンペーンは不定期でやっていることがあります。
その時だけは値引き額もゆるゆるになり、お店全体で赤字覚悟の商談をすることも多いです。
車検や乗り換え時期でタイミングが合うなら、上記期間を狙うと値引きの交渉はしやすくなります。
ハイエースで人気がある・リセールバリューの高いグレードや色
ワゴン | バン |
2.7GL | スーパーGL ロング |
2.7GL 4WD | スーパーGL ワイド ロング |
グランドキャビン 10人乗り | スーパーGL ロング ディーゼル |
DX ロング GLパッケージ |
3年落ちのハイエースの中古車情報から、新車時の金額から中古車の流通価格を割って計算しました。
計算結果が50%を超えるものをリセールバリューの高い車としています。
ワゴンよりもバンの方が中古車としてのリセールは高い
普通のハイエースに比べて、バンの方が中古車市場でも高い値段がついています。
ワゴンでも十分なリセールは期待できますが、バン系グレードはさらに高く売れやすいです。
ハイエースの場合は、個人でもワゴンではなくバンを選ぶ人多いからね。
ハイエースは基本どのグレードでも中古車市場では高めですが、バンは特に売れやすいです。
色による値段差はそれほど大差ありませんが、中古車市場ではスーパーGLが人気で高く売れています。
ハイエースの値引きに効くライバル・競合車種
ハイエースと競合となる代表的な車種をご紹介します。
排気量やボディサイズ、価格帯から類似している車種を2つピックアップしました。
日産NV350キャラバン
ハイエースの絶対的ライバル車種になるのが、日産NV350キャラバンです。
車格や装備など全てがハイエースと同クラスなので、必ず競合させましょう。
ハイエースの値引き提示が渋い時や進展しない場合に、キャラバンとの競合は効果的です。
参考 【毎月更新】日産キャラバンの限界値引き額|見積もり時の注意点と値段交渉のコツ
マツダボンゴバン
車格的にワンランク下にはなりますが、マツダのボンゴバンも競合可能な車種です。
ただ、ビジネス用途中心のコンセプトになっているため、個人ユースで考えるなら少し不向き。
デザインや装備面ではハイエースやキャラバンに劣るので、補助的な競合として捉えてください。
キャラバンをぶつけてみて、値引きが引き出しにくい場合に競合させるようにしましょう。
ハイエースのモデルチェンジ情報
ハイエースは1989年から発売されているロングセラーモデル車です。
ワゴン・バンともにモデルチェンジは同時期で、未だ2回しか大きなモデルチェンジはありません。
他のミニバンとは違い、モデルチェンジのスパンはかなり長めとなっています。
モデルチェンジのスパンは、15年とかなり長い。
今までのモデルチェンジの履歴は、下記の通りです。
2代目 2004年8月1日
1代目 1989年8月1日〜発売開始
ハイエースの限界値引き額・相場レポート【まとめ】
ハイエースの値引き目標金額は、現時点で30万円が限界です。
ナビなどオプションを多数つけている場合は、そこからも値引き交渉しましょう。
もちろん、時期やタイミング・キャンペーン等によって多少変化します。
車本体と付属品からは、きっちり値引きを勝ち取ってください。
あと忘れてはいけないのが下取り車を高く売ることです。
ディーラー以外に、ガリバーなどの買取業者3社くらいを目安に査定するようにします。
お店をまわって査定してもいいですが、時間がもったいないので一括査定サイトがおすすめです。
ナビクルなら、無料で自宅に各業者の査定士が来てくれます。
査定だけで売却しなくても問題ないので、相場を知るだけでもOKです。
ディーラーとの査定額を比較するために、必ずやっておきましょう。
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