出かけていると、間違った車の洗車をしている人は多いです。
洗車のやり方で車が故障することはありませんが、傷を増やしてしまう原因となります。
大切なのはたっぷりの水で洗い、洗車後に水分を残さないことです。
この2つさえできていれば、洗車時の傷つきは最小限に抑えることができます。
この記事では、車にやさしく一番効率的な洗車のやり方とコツをまとめました。
元車屋である管理人が、できるだけ時間をかけず車をきれいにキープする方法をご紹介します。
洗車の種類によって傷のつきやすさは変わる
車の洗車は、洗車機で洗うパターンと自分で手洗いする方法があります。
効率を優先するのなら洗車機が簡単ですが、車をきれいな状態でキープするなら手洗いがベストです。
まずは、2つの洗車のやり方の違いをご紹介します。
洗車機は傷がつきやすい
洗車機は、備え付けの大きなブラシで機械的に洗います。
ブラシの動く速度を変えることができないため、結構な速さで動いて傷のリスク大。
洗車機で使用しているブラシは目の荒いものが多く、車に良さそうというイメージはありません。
[st-kaiwa6]特に、黒や紺など濃色系の車は傷がつきやすい。[/st-kaiwa6]
水圧・洗浄時のブラシの動き方共に強いので、デリケートな色の塗装には不向きです。
シルバーなど強い塗装ならまだダメージは少なく抑えられます。
しかし、繰り返し洗車機を使うことで、細かなダメージが蓄積されてしまうのです。
手洗い洗車は洗車機より傷を減らせる
手洗いで洗車すれば、洗車機よりは傷のリスクを減らすことができます。
スポンジもゴワゴワしたものではなく、力の加減もできるためです。
洗車機で傷がつく原因は力加減とブラシの荒さ。
そこを自分の加減で調節できるのが、手洗い洗車のいいところと言えます。
[st-kaiwa6]市販のスポンジも洗車機のようにゴツゴツしてないから安心。[/st-kaiwa6]
水圧や洗い方など、自分の好みで変えられるところがいいですよね。
洗車機だと機械的なプログラムで動くため、均等に力がかかるところが傷の原因になります。
手洗い洗車する時に揃えておきたいグッズ
洗車をするときに必要なものをまとめました。
必ず欲しいものとあったら助かるものに分けてご紹介します。
必要な物 | あると便利な物 |
スポンジ | 水垢クリーナー |
カーシャンプー | 粘土 |
水分拭き取りクロス | マイクロファイバークロス |
バケツ | 簡易コーティング剤 |
この記事で紹介する洗車のやり方で使うのは、必要な物3つだけです。
最低限必要なものだけでまとめていますが、あれば便利なものも合わせてご紹介します。
洗車用のスポンジは正直どれを選んでもOK
スポンジの種類で、傷がつく・つかないはそれほど関係ありません。
使うスポンジは、特別値段が高い物じゃなくても大丈夫です。
カー用品で売っているものでも、カーシャンプーに付属しているものでも問題ありません。
[st-kaiwa6]できるだけ目が細かいスポンジがベスト。[/st-kaiwa6]
値段が高いものを使えば間違いありませんが、そこまでこだわる必要はありません。
高いものを使うより、定期的に新しいスポンジに変える方が車には優しいです。
カーシャンプーは車の色とコーティングの有無で選ぶ
使用するカーシャンプーは、コーティングをかけてあるかどうかで判断してください。
アルカリ性のものと中性のものがありますが、無難なのは中性のカーシャンプーです。
[st-kaiwa6]中性ならコーティングの有無関係なく使えて便利。[/st-kaiwa6]
汚れの洗浄力はそれほど違いもないので、車の色に合わせたカーシャンプーを選べばOKです。
僕が普段から使っているカーシャンプーは、こちら。
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水分の拭き取りには吸水性の高いセーヌ皮を使う
洗車し終わった後に水分を拭き取る必要がありますが、普通のタオルはNGです。
水分を拭き取る時は、吸水性の高いセーヌ皮が便利。
コーティングされた車だと動画のようにサッと拭き取れますが、非コーティング車でも普通のタオルなどで拭くよりは圧倒的に早く水を切ることができます。
1つ持っておけば長く使えるので、まだお持ちでないなら1つ買っておいて損はありません。
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洗車だけで落としきれない汚れ対策にクリーナーやもあると便利
カーシャンプーを使っても全ての汚れは落ちないことがあります。
ボディについたガンコな水垢や油汚れは、カーシャンプーだけでは落とせません。
水垢やタール落とし用には、CPC専用のメンテナンスクリーナーがおすすめです。
カー用品店で市販はされていませんが、Amazonでなら購入可能でした。
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簡易コーティング剤は、コーティングが弱くなってきた時や非コーティング車にワックス代わりに簡単にできるポリラックがおすすめです。
関連 ポリラックのレビュー|車の傷消し効果もある万能コーティング剤の使い方や特徴
鉄粉落としには粘土を使う
新しい道を走ったり、道路工事している近くを走ると鉄粉(鉄の目に見えない破片)やピッチ・タール(油汚れ)が車についてしまいます。
油汚れは前述のクリーナーでも落とせますが、鉄粉はクリーナーでも落とすことができません。
鉄粉を落とすには、専用の粘土を使用します。
クリスタルガードの粘土は鉄粉だけでなく、ピッチやタールなどの油汚れにも使えるかなり便利なグッズです。
[st-kaiwa6]洗車後にボディーを触って、ざらざらしてたら鉄粉の可能性がある。[/st-kaiwa6]
粘土なのにコンパウンド成分が含まれていないので、コーティングした車でも使える点が便利です。
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洗車後のクリーナーがけ仕上げ時の拭き取りクロス
洗車後にクリーナーを使ったあとは、必ず拭き取り作業が必要になります。
拭き取りクロスはマイクロファイバー素材のものが使いやすく毛羽立たないので便利です。
マイクロファイバークロスもたくさんありますが、僕はあまり大きすぎず数枚セットになっているものがいいかと思ってます。
大きすぎても使い勝手が悪いですし、あらかじめクリーナーで汚れをとるため、そんな大きいクロスは必要ありません。
小さい方が洗った後もすぐ乾くので、何かと便利です。
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洗車に向いている時間帯や天気
車の洗車に向いている環境や条件もいくつかあります。
洗車がしやすい時間帯や天気を知っておくと、時短にもつながるので知っておくべきです。
[st-midasibox title=”洗車に向いている時間や天気” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- 日向よりも日陰
- 晴れよりも曇り
- 昼よりも朝・夕方
[/st-midasibox]
この3つの条件がそろうと、洗車のステップもずいぶん楽になります。
洗車をする場所は日陰を選ぶ
洗車をする場所は、どこでやるときも必ず日陰を探して洗車するようにしましょう。
直射日光が当たる場所だと水分が乾くスピードがとにかく速いです。
水分の拭き取りが間に合わないと、水垢やウォータースポットになってしまう可能性があります。
[st-kaiwa6]日陰は水分が乾くのが遅いから、洗車には最適な場所。[/st-kaiwa6]
直射日光が当たる場所だと、拭き取り前に見てないところががっつり乾いてしまうことがあります。
そんな時でも、日陰でやるとボディーも熱くならないので洗車には最適の環境。
洗車する時は、車のボディーに熱をもたないことが何より大事です。
晴れた日や炎天下より曇りの日の洗車がベスト
洗車をする時に天気を気にすることが多いと思いますが、できたら晴れの日の洗車は避けましょう。
晴れた日や炎天下での洗車は、ボディーが熱くなりやすく水分が乾きやすいので危険がいっぱいです。
先に説明したウォータースポットも、晴れの日で車のボディーが熱くなることで発生しやすくなります。
水分を拭き取る前に乾いてしまったら、もうアウトです。
[st-kaiwa6]晴れた日はボディーが暑くなるから注意。[/st-kaiwa6]
曇りの日なら、車のボディーに熱を持ちにくくなります。
曇っている日か日陰で洗車すれば、水分がすぐ乾くのも防げて一石二鳥です。
晴れた日は洗車したくなりますが、炎天下での洗車は気をつけてください。
洗車する時間は昼よりも朝か夕方を選ぶ
洗車する時間帯についても、天気と同じように日が当たらない時を狙ってする方が効率的です。
日中にやってしまいがちですが、朝や夕方など日が少ない時の方がボディーも冷えた状態を保つことができます。
全ては車のボディーを熱くさせないために必要なことです。
車のボディーが熱くなる環境で洗車していると、最悪の場合はシャンプーしてる最中に乾きだすなんてこともあります。
[st-kaiwa6]水分もシャンプーも流し残しがあると、あとあと大変。[/st-kaiwa6]
水分が乾くのも良くないのにシャンプーの拭き跡がそのまま残ってしまったら、もう大変です。
そうならないためにも、できる限り車を冷やした状態で維持するということを覚えておいてください。
車の洗車時にやってはいけないNG項目
手洗い洗車をしたから、傷がつかなくなるわけではありません。
せっかく手洗いをしているのに、やり方次第では傷の原因となってしまいます。
手洗い洗車時にやってはいけないことをまとめました。
水やカーシャンプーなしでいきなり洗車する
車はガレージ保管をしていても、細かな埃やゴミがボディーについてしまいます。
目には見えなくても小さな砂埃は必ずあるので、洗車前には水をかけることが大切です。
洗車前に水をかけて、砂埃やゴミを流します。
[st-kaiwa6]水をかける→カーシャンプーの流れで洗うんだ。[/st-kaiwa6]
砂埃が残っている状態だと、巻き込んでしまい傷の原因となってしまいます。
ボディーの砂埃が取りきれていないと、汚れで擦っているわけです。
洗車前には十分に水で流し、カーシャンプーを使ってください。
ゴシゴシ洗う・強い力で磨く
車の塗装はそれほど強いものではないので、ゴシゴシと強い力で洗うことはやめておきましょう。
汚れが取れないからといって、強い力でこすっているとキズの原因になってしまいます。
水なしで洗車しているのと同じく、車にはよくありません。
[st-kaiwa6]やさしく洗うことが大事。[/st-kaiwa6]
できるだけ優しくたっぷりの泡をつけて洗うことを意識しましょう。
コーティング車の場合は、ついた砂埃でこすり続けるとコーティングの被膜が薄くなり効果が弱まることにもなりかねません。
水分の拭き取りをせず自然乾燥させる
水分は蒸発してしまうと、その水分の跡が斑点となって残ってしまいます。
この現象を『ウォータースポット』と言います。
ウォータースポットになると、傷となりなかなかとれません。
強い直射日光で車のボディーについた水分が乾燥してしまうのが原因。
ウォータースポットになってしまうと、キズになり最悪の場合コンパウンドで磨かなければならないので注意が必要です。
カーシャンプーが残ったままになっている
カーシャンプーが残ったまま乾いてしまうと、その成分でボディーが変色してしまうことがあります。
シルバー系や白色のボディーなら塗装面も強いので、後から磨いて取ることは可能です。
しかし、黒や紺など濃色系のボディーは塗装が弱く、あとあとの除去が大変。
[st-kaiwa6]カーシャンプーの流し忘れは注意だよ。[/st-kaiwa6]
ちゃんと流したつもりでも、意外なところに流し忘れはあるものです。
[st-mybox title=”流し忘れしやすい場所” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#ef5350″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under” margin=”25px 0 25px 0″]
- サイドミラー
- フロントグリル
- ドアノブ周り
[/st-mybox]
中の方に残っていることが多いので、これらの場所は念入りに水を流しましょう。
洗車後の拭き取りをタオルでやっている
洗車後の拭き取りをタオルでするのは、一番危険です。
一般的なタオルは繊維が荒いため、車の塗装面を痛めてしまうことがあります。
せっかくきれいにしても、拭き取りでキズが増えてしまったら本末転倒ですよね。
[st-kaiwa6]タオルでゴシゴシ拭き取るのはかなり危険行為。[/st-kaiwa6]
洗車後の拭き取りには、繊維が細かい素材のものを選んでください。
タオルを使うと、毛羽立ったり小傷がついてしまう原因となります。
せっかく水分を拭き取っても、タオルの繊維やくずがついていたら意味がありません。
吸水性も良く毛羽立たないクロスが最適です。
拭き取り用のクロスについては、おすすめグッズのところで紹介しています。
【洗車のやり方Step 1】カーシャンプーを泡立たせる
ここから、洗車のやり方を具体的に写真付きでご紹介していきます。
一番最初にやるべきことは、カーシャンプーの準備です。
カーシャンプーはけちらずに、規定の分量よりも多めに入れましょう。
とにかく泡をたくさん出して泡で洗うことが重要です。
[st-kaiwa6]多少砂埃残ってても、泡が多ければ傷つき防止にもなるんだ。[/st-kaiwa6]
特にコーティング車用のシャンプーは泡が出にくいので、多めのシャンプーを入れてバケツ内で泡立ててから使うようにすると泡立ちも良くなります。
カーシャンプーはできる限りワックスやコンパウンド成分の入っていないものがおすすめです。
全体的な洗車の流れの目次を用意したので、必要なところから読み進めていただければと思います。
[st-mybox title=”洗車の流れ目次” fontawesome=”fa-list-ol” color=”#757575″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under st-list-no st-list-border” margin=”25px 0 25px 0″]
[/st-mybox]
すぐ目次へ戻れるようにしていますので、気になる箇所から見てくださいね。
『カーシャンプーの泡立たせ方①』 少なめの水を入れる
カーシャンプー用のバケツを用意して、1/4くらいまで水を入れます。
少ないなと思うかもしれませんが、後で泡立たせてカサが増えるのでコレくらいで大丈夫です。
水を入れすぎるとシャンプーの量も増えてしまいます。
少なめくらいの量で入れておき、後から泡立たせて増やす方が効率的です。
『カーシャンプーの泡立たせ方②』 カーシャンプーを泡立たせる
バケツにカーシャンプーの原液を入れます。
カーシャンプーの分量はメーカーや商品によって変わりますが、記載の2〜3倍くらいの量で作りましょう。
[st-kaiwa6]キャップ1杯と書いていれば、3杯くらいで作ればOK。[/st-kaiwa6]
シャワーの水圧をマックスに上げて、バケツ真ん中上くらいまで水を入れてください。
自然とシャンプー液が泡立ってきます。
シャワーの水圧が弱いと泡立ちにくいので、ジェット水流など強めの水圧を使用してください。
『カーシャンプーの泡立たせ方③』 スポンジも泡立たせる
スポンジをバケツにつけて、泡がなじむまで手でもみこんでください。
何回かもみこみをしていれば、スポンジも泡立ちさせることができます。
どれだけカーシャンプーが泡立っていても、スポンジについてなければ意味がないですよね。
意外に忘れがちなので、洗車前の準備として忘れずにやっておきましょう。
【洗車のやり方Step2】ホイールを洗う
洗車する時は、ボディーより先にホイールを洗っておきます。
ボディーの洗車や拭き取りが終わった後だと、ボディーに水分が飛んでしまうので非効率です。
効率的に進めるためにも、一番はじめにホイールとタイヤから洗車しはじめます。
スポーク系やフィン系のホイールを装着している場合は、中の方に汚れが隠れています。
スポンジを奥の方までしっかりと入れて、汚れをかき出してあげましょう。
ブレーキダストなど汚れがつきやすいところなので、見えない部分も確認してください。
[st-kaiwa6]特に欧州車はブレーキダストすごいから、じっくり時間かけるんだ。[/st-kaiwa6]
あまり洗車していないと、奥側に汚れがたまります。
ブレーキダストや油汚れで取れない汚れには専用ケミカルを使って、汚れを浮かせてから流すとだいたいの汚れは落とすことができます。
僕が普段から使っているホイールクリーナーの名前はマグナショット。
[itemlink post_id=”10824″]
かけておくだけで、時間がたつと汚れが紫色になって浮かび上がってきます。
浮かんだ汚れをスポンジでさらにゴシゴシやれば、ブレーキダストでひどい汚れだったホイールもきれいにできます。
スプレーして5分ほど待っていると、こんな感じでブレーキダストの汚れがにじんできます。
あとは流してやれば汚れは落ちるので、たいした手間もかからずに便利なのでぜひ試してみてください。
ただ、ちょっと匂いがキツイので苦手な方はマスクをするなど工夫が必要かもしれません。
【洗車のやり方Step3】ボディー全体へ水をかけて埃や粉塵を流す
洗車する時は、たっぷり水をかけるようにしてください。
水をかける理由は、車のボディーにたまった熱を冷ますためです。
車に熱が残っている状態だと、洗車している最中にシャンプーが乾いてしまう危険があります。
[st-kaiwa6]水をかけてから、ボディーを触ってみて冷えていればOK。[/st-kaiwa6]
水をかけ終わった時点で、すぐに水分が蒸発してしまうならまだ熱を持っている証拠です。
もう少し長めに水をかけて、ボディーの熱を冷ましましょう。
あと、ボディー表面には砂埃や小さい粉塵がついています。
砂埃がついたままでスポンジ洗車すると、小傷をつけてしまう危険があるので注意が必要です。
ホースの水圧で飛ばせるものは飛ばしておきます。
【洗車のやり方Step4】カーシャンプーで洗う
車に水をかけて砂埃等を落としたら、いよいよ洗車の工程に入ります。
ペイントシーラントなど水洗いだけで数年もつコーティングでも同じです。
ボディーに汚れがついている以上、水洗いだけで落とすことは難しいもの。
コーティング車でもより効果を長持ちさせるために、カーシャンプーは使用してください。
カーシャンプーで洗車するときの具体的な手順を解説していきます。
ルーフや屋根など上から順に洗う
ボディーにたっぷりの水をかけたら、カーシャンプーを使って洗車をはじめます。
シャンプーが垂れてくるので、できる限り上から順番に洗うようにしてください。
洗っていく順番としては、上から順にこのようなイメージで進めるとムダが少なくなり効率的です。
[st-mybox title=”洗車する順番” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#727272″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”” borderwidth=”3″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” title_bordercolor=”#757575″ fontsize=”” myclass=”st-mybox-class st-title-under” margin=”25px 0 25px 0″]
- 屋根
- ガラス
- ボンネット
- サイド・リア
- バンパー下部
[/st-mybox]
洗車の途中で水分が乾いてくる場合があるため、注意してください。
ボンネットやパーツごとに分けて洗うと、より効率が上がります。
ガラスは時間をかけずにさっと洗う
ガラスは一番乾きやすい箇所になるため、さっと洗うようにします。
ボディーと同じく乾いてしまうと、拭き取りが面倒です。
ガラスにこびりついた汚れは基本的にカーシャンプーで落とすことは難しいので、取れない汚れは水分を拭きあげたあとにやりましょう。
[st-kaiwa6]水分乾いてしまうとあとあと取るの面倒なので、注意。[/st-kaiwa6]
天気が良く気温が高い日は、片手にホースを持ちながらやりましょう。
窓ガラスの汚れについては、こちらの記事でも解説していますので参考になさってください。
[st-card myclass=”” id=”494″ label=”” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on” thumbnail=”on” type=””]
ボディーは傷防止のために一定方向で洗う
ボディーだけではありませんが、車の洗車時は洗う方向は一定方向にしておくことがベストです。
塗装面の流れに沿うように、縦に洗うよりも横に洗うことを意識するとよりキズを抑えることができます。
円形にぐるぐる洗うと、丸い形の擦り傷になりやすいのでここは注意が必要です。
大きい車になってくると、一度に全体を洗うと途中でどこかの水分が乾いてしまいます。
軽自動車やコンパクトカーくらいの大きさならそれほど心配する必要はありません。
ただ、ワゴンや1BOXカーだと屋根を洗い終わってボディーの横を洗っていると屋根が乾いたりすることがあります。
ボディーが乾いてしまうとウォータースポットになってしまうので、大きい車は部分ごとに洗って流すを繰り返してください。
[st-kaiwa6]屋根やボンネットなど平らな部分は乾きやすいから注意。[/st-kaiwa6]
乾きはじめてきたら、一度水をかけてボディーを冷やすようにします。
屋根とガラスだけを洗って1回流す、ボンネットとサイドだけを洗って1回流すといったように部分ごとにやると効果的です。
【洗車のやり方最終章】十分に流してから水分を拭き取る
洗車してカーシャンプーを流し終わったら、水分を完全に拭きあげることが重要です。
多少の拭き残しなら問題ありませんが、水分がついたままで放置してしまうとウォータースポットができてしまいます。
外が晴れている場合はボディーに熱を持ちやすく水分の蒸発が早いので、車庫など日陰に移動させてから拭く方がおすすめです。
[st-kaiwa6]水分の拭き取りは乾くまでの時間勝負![/st-kaiwa6]
拭き取り作業も屋根・ガラス、ボンネット、側面など部分ごとにやるようにするとやりやすいです。
水分を拭き取れば、水垢の付着も防ぐことができて一石二鳥。
最後に仕上げとして、洗車で落としきれなかった汚れの取り方を解説します。
手洗い洗車で汚れが落ちなかった時の対処法
手洗い洗車で全ての汚れが取れるわけではありません。
普通の洗車では取れない汚れは、大きく分けて3つあります。
[st-midasibox title=”洗車で取れない汚れ” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- 虫の死骸跡
- ピッチやタール(油汚れ)
- 鉄粉
[/st-midasibox]
鉄粉はクリスタルガードの粘土を使えばかんたんに落とすことができるので、説明は省略します。
サイドステップやナンバープレートにつく汚れは、洗車だけでは落としきれません。
実際に僕がクリーナーを使ったビフォーアフターを試してみましたので、その違いを見てみてください。
左側がクリーナーをかける前、右側がクリーナーで拭いたあとです。
[twenty20 img1=”11509″ img2=”11510″ offset=”0.5″]
[twenty20 img1=”11511″ img2=”11512″ offset=”0.5″]
かかった時間はおよそ5分くらいですが、簡単に洗車で落としきれなかった汚れが落ちていることがわかります。
使用したのは、CPC用のメンテナンスクリーナーです。
[itemlink post_id=”18462″]
メンテナンスクリーナーの使い方
使うクリーナーによって分量は変わってきますが、だいたいどのメーカーのクリーナーでも目安は100円玉くらいの大きさから試します。
500円サイズくらいで使いはじめてもいいのですが、最初は少しだけ試してみましょう。
問題なければ増やしていくやり方が一番安全です。
クリーナーを使えば、パッと見目立つような汚れでも軽くこするだけで取ることができます。
写真のように拭き残しがあると後でムラになったりしてしまうので、クリーナーで汚れをとったあとは拭き残しがないかをチェックするようにしましょう。
ちゃんと乾拭きして拭き残しをなくせば、ボディーもツルツルになり軽くコーティング効果もあります。
[st-kaiwa6]仕上げの乾拭きをしておかないと、ボディーにツヤが出ないんだ。[/st-kaiwa6]
コーティング車にも使えるので、試してみてくださいね。
洗車のやり方とコツ【まとめ】
洗車する上で気にしたいのは、水分を拭き取ること・拭き残さないことの2つです。
せっかく車をきれいにしているのに、乾いた水分で水垢を作っていたら意味がありません。
たくさんの水とシャンプーで洗って、しっかり水分を拭き取ることの2つを意識してみてください。
晴れた日の炎天下ではなく、曇りや日陰を利用するだけでもずいぶん洗車は楽になります。
特別高価な洗車グッズがなくても、車はきれいにできるんです。
効率的な洗車のやり方をマスターすれば、今よりも洗車のストレスや面倒さもなくなります。
ぜひ、次の休みにでも試してみてくださいね。
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