CPCペイントシーラントは、新車購入時につけるオプションコーティング。
日本では1988年から販売をしており、実績と歴史があります。
ただ、最近は耐久性の問題もあり、ガラスコーティングが主流に。
[st-kaiwa6]ペイントシーラントとガラスコーティングの違いをまとめてみました。[/st-kaiwa6]
新車でどのコーティングにするか迷っている方だけでなく、中古車でコーティングをしようか迷っている方にも参考になる情報をまとめました。
中古車の施工は下地処理が必要で難しいですが、代わりの方法をご紹介します。
CPCペイントシーラントの特徴・効果
ペイントシーラントの販売元のCPCの公式サイトでは、施工後の効果をこう謳っています。
- オリジナルペイントの輝きを長期間持続
- お手入れがカンタン。普通の汚れは水洗いでOK!
- 新車時施工で5年間保証
引用元:Central Automotive Products LTD.
販売元のページに簡単な説明動画がありましたので、参考までに引用しました。
施工してしまえば、普段の洗車は簡単にできて、メンテナンスは楽ですよという感じです。
詳しいメンテナンス方法については、後述します。
ポリマー系の親水コーティングで施工価格は安い
軽1BOX | コンパクト | ミニバン・ラージ | 1BOX |
42120円 | 51840円 | 57240円 | 62640円 |
N-BOX〜フィット | フリード〜ストリーム | オデッセイ〜レジェンド | エリシオン |
参考:ホンダディーラーでの価格
ペイントシーラント施工時の値段は、車のサイズによって決められています。
この表は、ホンダディーラーのペイントシーラントの料金表です。
新車のときにかけるコーティングにしては、料金も安くなっています。
[st-kaiwa6]ポリマー系のコーティングは、わかりやすく言うとテフロンのフライパンのイメージ。[/st-kaiwa6]
テフロンのフライパンは、汚れが落ちやすいですよね。
あの感じで、ボディーの上にコーティングをかけるため、その被膜が汚れをつきにくくしてくれます。
ワックスなしで水洗いだけでOK
ペイントシーラントは、基本的にワックスをかけてはいけません。
ワックスに含まれる成分で、コーティング被膜がやられてしまうためです。
ただ、『水洗いだけでOK』と書かれていますが、汚れがひどい場合はカーシャンプーの併用がベストです。
以前に乗っていた車でペイントシーラントをしていましたが、水洗いだけでは不十分と感じる時もありました。
新車から5年間の保証つき
ペイントシーラントには、施工後5年間の保証期間があります。
あくまで新車限定になりますが、メーカー保証があると点は信頼できます。
[st-kaiwa6]1年1回の定期点検を受けないといけないので、注意。[/st-kaiwa6]
保証を受けるためには、1年1回の定期点検を受けることが決められています。
点検内容については、ディーラーで確認しておくと安心です。
中古車でペイントシーラントは施工できない
ペイントシーラントの施工に必要になるものは、市販されていません。
ディーラーでしか取り扱っていないので、薬剤が手に入らないのです。
知り合いが働いていれば相談はできますが、基本難しいです。
[st-kaiwa6]あと新車より下地処理が難しいから、プロじゃないとキツイ。[/st-kaiwa6]
新車なら下地処理は難しくないですが、中古車となると手間と時間がかかります。
しっかり下地を作っておかないと効果も期待できないので、中古車には施工できないものと思っておきましょう。
ペイントシーラントとガラスコーティングの違い
最近メジャーなコーティング方法は、ポリマーコーティングとガラスコーティングに分けられます。
ワックスは一度かけても数ヶ月しか効果は持たず、定期的にかけ直す必要があります。
しかし、コーティングは一度施工すると長期間その効果を維持することができます。
ガラスコーティングとポリマーコーティングの違いを一覧表にしてみました。
ガラス | ポリマー | |
値段 | 高い | 安い |
耐久性 | ◎ | △ |
お手入れ | ◎ | ◯ |
期間 | 5年 | 5年 |
ツヤ感 | ◯ | ◎ |
保証 | あり | あり |
ガラスコーティングの方が値段も耐久性も高くなります。
ただ、ツヤ感を出したい場合はポリマーコーティングの方がツヤは出やすいです。
コーティングのもちやメンテナンス性は、ガラスコーティングの方が有利です。
ガラスコーティングを安い値段でやる方法は、自分でやってしまうことです。
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ポリマーコーティングの特徴
トヨタ車やホンダ車で新車時に施工されるCPCペイントシーラントが有名です。
実際試しましたが、何もせずに車の輝きを維持できるのは、半年くらいでしょう。
2~3か月くらいであればノーメンテナンスでもそれなりに撥水もしますし、ツヤも出ています。
しかし、半年くらい経つと、メーカーの謳う『普段の汚れは水洗いのみでOK』というのは厳しくなってきます。
[st-kaiwa6]ガラスに比べて、被膜が薄いのでメンテナンスが必要。[/st-kaiwa6]
基本的にボディに被膜を作って、その被膜で汚れや傷を防ぐという仕組みになります。
その被膜を維持するために、数か月に1回付属のクリーナーがけが必要です。
通常水洗いで汚れが落ちるのは、この被膜が汚れを浮かしてくれているためです。
やはり月日が経つと、被膜の力が弱くなってきます。
弱ったコーティング被膜を強化するのが、メンテナンスクリーナーです。
ガラスコーティングの特徴
ガラスコーティングはメーカー・種類が多く、多岐に渡ります。
ポリマーコーティングが粒子でコーティングしているのに対し、ガラスはガラス全体でコーティングするイメージです。
[st-kaiwa6]コーティング被膜からの漏れが少ないから、汚れにくい。[/st-kaiwa6]
ポリマーコーティングは水垢がついてきたら、メンテナンスクリーナーを使わないと被膜が弱くなります。
しかし、ガラスコーティングは粒子よりもコーティングが強いので、メンテナンスも少なくて済みます。
CPCペイントシーラント施工後のメンテナンス方法
メンテナンスクリーナーでの施工後のお手入れについて解説します。
ペイントシーラントは、施工するだけでは5年間その効果を維持することはできません。
施工後の注意点とあわせて、僕がしていたメンテナンス方法をご紹介します。
普段は水洗い・カーシャンプー洗車でOK
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- あまり汚れていない
- 傷がついてない
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このような状態なら、基本は水洗いだけでも十分です。
ただ、黄砂や雨が続いて汚れがたまっている場合は、カーシャンプーも併用しましょう。
[st-kaiwa6]水洗いでもいけますが、クロスが真っ黒になります。[/st-kaiwa6]
マイクロファイバークロスやセーヌ皮が汚れるのって嫌ですよね。
拭き取りで汚れないように、保険としてカーシャンプーを使っておきましょう。
カーシャンプーは『コーティング車用』と書かれた中性のものが安心です。
数ヶ月に1回メンテナンスクリーナーを使う
施工後2ヶ月〜3ヶ月くらいたってくると、洗車の時の水はけが悪くなってきます。
異常ではなくて、コーティングの被膜が弱くなっているためです。
[st-kaiwa6]ここで、メンテナンスクリーナーを使います。[/st-kaiwa6]
施工すると、一緒にメンテナンスクリーナーがついてきます。
普段の洗車で落ちない汚れ(虫の死骸など)にも使えますが、主に定期メンテナンスに使います。
[st-midasibox title=”メンテナンスクリーナーの使い方” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold”]
- 洗車して拭き上げる
- 500円玉分くらいをとって、伸ばす
- 時間はおかずに、早めに拭き取る
[/st-midasibox]
メンテナンスクリーナーが乾いてしまうと、拭き取りが大変です!
時間をおく必要はないので、さっと拭き取りましょう。
ペイントシーラントやメンテナンスクリーナーの口コミ・評価
実際にペイントシーラントを利用された方の口コミを抜粋しました。
ペイントシーラントの威力ヤバい。鏡みたいになった… pic.twitter.com/ibR9NUBkV5
— 裕@クリぼっち確定 (@yu_ta60) 2017年3月11日
ペイントシーラント中々凄い!
16年経ってる外装とは思えませ~ん! pic.twitter.com/bsENoKz1fc— 宮崎からHAPPYに! (@whitebaby8) 2016年11月7日
ペイントシーラント評判悪いらしいけど
キレイなもんやで pic.twitter.com/BISSBOhjae— ボンクライダーなぷすた (@NapStar_NSX) 2016年11月4日
口コミの写真を見ていても、新車でも中古車でも色ツヤがいい感じに出ていて、コーティングの効果は強いことがわかりますね。
コーティング後はボディーがツルツルになり、水をいい感じにはじいてくれるようになります。
[st-kaiwa6]あくまで撥水ではなく、親水性なのが特徴。[/st-kaiwa6]
効果はありますが、施工に時間とある程度の技術は求められます。
そこで、次に自分でもできるガラスコーティングについてご紹介します。
ガラスコーティングを自分でするには?
令和になって、車のコーティングはガラスコーティングが主流となってきています。
以前に働いていたディーラーの同僚に聞いても、今はガラスコーティングするお客さんの方が多いと言っていました。
値段は高いですが、後々のメンテナンス性も考えると、ガラスコーティングに軍配が上がります。
ただ、最低でも5万円以上はするため、やっぱり高い!
そう思っているあなたは、ここに紹介するもので自分でやってみてください。
中古車でも使えるガラスコーティング
ガラスコーティングは自分でもできます。
ただ、プロがやるのと同等のコーティングをするには、設備と時間が必要です。
そこで、自分で手軽にできるおすすめのガラスコーティング剤をご紹介します。
[st-kaiwa6]特に中古車でコーティングしたい人にはおすすめ。[/st-kaiwa6]
Car factory AnswerのGenesisシリーズ
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Car factory Answerの開発した[st_af id=”15168″]は、普段の洗車ついでにできるほど簡単に施工できます。
洗車したボディーにスプレーして塗って拭くだけでOKです。
[st-kaiwa6]ただ、コーティング性能はガラスコーティングと同等と言われている。[/st-kaiwa6]
これだけ簡単なら、3回の洗車に1回ほどやれば十分ですよね。
値段も市販品並みに安いので、一番お得なコーティング剤と言えます。
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トップランのピカピカレイン
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[st_af id=”15159″]
[st_af id=”15163″]
ピカピカレインは、大阪のショップが発売するセルフガラスコーティング剤。
Genesisより施工に時間はかかりますが、販売実績も多く信頼されている製品です。
[st-kaiwa6]じっくり時間をかけてやりたい人は、[st_af id=”15157″]の方がおすすめ。[/st-kaiwa6]
楽天市場で13万個売れてる実績があるから、評価は高いコーティング剤です。
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CPCペイントシーラントの価格と効果【まとめ】
ペイントシーラントは施工が早いほど効果は出やすいので、施工は新車の時の方がおすすめです。
ただ、中古車でもコーティングは施工できます。
しかし、中古車になると保証もありませんし、中古車でやるなら先に紹介したDIYでのコーティングが経済的です。
ガラスコーティングを自分でやる方法についても、まとめています。
興味がある方は、こちらも見てみてください。
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