サラリーマンには単身赴任はつきものです。
転勤が少ない現場仕事でも、いきなり他工場へ異動となることはあります。
転勤で単身赴任になってしまった時に車をどうするかって悩みどころですよね。
一言で単身赴任と言っても、赴任期間と場所によっては車を買い替えたり、持って行かない方が良かったりします。
この記事では、転勤による単身赴任の車購入や乗り換えの損得についてまとめています。
車を乗り換えるか持っていくかの参考にしてください。
単身赴任の辞令は突然やってくる
同じ会社で10年近く働いていると、誰にでも異動の話は可能性がないとは言い切れません。
結婚して子供もいると、単身赴任の辞令が出てもかんたんに断ることも難しいですよね。
単身赴任を断ると、会社員としての昇進のチャンスも失ってしまうことになります。
今後のステップアップのためと割り切って、単身赴任の機会をチャンスと捉えることが大事です。
転勤先の赴任期間で、車をどうするか考える必要があります。
単身赴任で車を売却するかの目安
単身赴任の期間が3年を超える場合は、車を売るのも選択肢の1つです。
奥さんとあなたでそれぞれ1台ずつ乗っている場合は、1台の車は使う機会も減ります。
車は乗らずに保管していると、バッテリーをはじめ不具合が出やすくなります。
3年を超えると車検を迎えますし、大して乗らないのに自動車税も3年間払わなければなりません。
ステップワゴンなどの5ナンバーミニバンでも、自動車税は年間39500円かかります。
車検代も含めたら20万円以上の出費になります。
単身赴任用に小さい車に乗り換えるという選択肢
ただ、単身赴任先では自分1人だけなので、大きい車を使う機会は減ります。
そんな時は軽自動車やコンパクトカーに乗り換えすると、維持費も安くなり、経済的です。
転勤先が遠方の場合は買い換えした方が特になる場合も
沖縄や北海道などの離島、また海外への転勤が決まった場合は、買い換えた方がお得です。
海外転勤になってしまった場合は、期間が長ければ売却してしまった方がいいでしょう。
国内でも遠い場所へ転勤になる場合は、車を持っていくと陸送費が高くなります。
自分で乗って行ってもいいのですが、高速料金やガソリン代、時間を考えると効率は悪いですよね。
時間があれば大丈夫ですが、社会人だとなかなかそうもいきません。
遠方に転勤になる場合は、単身赴任先で車を買い替えする方がメリットは大きいです。
単身赴任の車購入・売却は早めの決断が必要
単身赴任を言い渡される時は、ほとんどの場合があまり時間がないことが多いですね。
私の周りで単身赴任になった人たちは、2ヶ月ほどくらいで新しい赴任先に異動となることが多かったです。
その間に新居での生活の家電を買ったり、生活雑貨を揃えたり、いろいろな手続きをする必要があります。
そんなバタバタの中で、車屋をまわって査定してる時間はありません。
車を買い替えしようと思ったら、結構トントン拍子で話を進めていかないととても間に合いません。
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単身赴任で車を買い替えする時の注意点
単身赴任が決まった時の買い換えの注意点を箇条書きにしてみると、
単身赴任時の買い替えポイント
- 納期を急ぐ必要がある
- 車庫証明の申請
- 住民票の異動
単身赴任で引っ越しするまでの期間が短い場合は、何よりゆっくりはできません。
納期については、早ければ早いほどいいですよね。
業者によっては、納車先を異動先の住所でしてくれるところもあります。
中古車探しの時には、あらかじめそのエリアで車を探すと効率的です。
また、場所によっても陸送費がかなりかかってしまうので、業者間で陸送すれば無駄な出費は最小限に抑えることができます。
車庫証明と住民票について
一般的に普通車以上であれば、車庫証明が必要で軽自動車は車庫証明はいりません。
ただ、軽自動車でも政令都市で人口10万人以上の市であれば車庫証明が必要になります。
車を買うのは赴任前の住所でも、買った車を使うのは単身赴任先の新しい住所になる場合、どこで車庫を申請すればいいのか迷うこともあるわけです。
車庫飛ばしとは?
車庫飛ばしと言って、購入当時に申請した車庫とは全く違った場所で車を使用する行為は法律違反となり罰せられる対象となります。
わざとやってしまうと、違反対象となりますが、単身赴任の場合はきちんと申請しておけば問題ありません。
車庫飛ばしで罰せられる例
- 自宅で申請したのに違う場所に停めている
具体的に単身赴任でのケースで考えてみると、
車庫証明の申請には、車庫の申請場所を書く欄と車の使用の本拠地を書く欄に分かれています。
- 車庫の申請場所 → 実家などの住所
- 使用の本拠地 → 単身赴任先の新しい住所
住民票の住所を移す必要がありますが、こうしておけば車庫飛ばしは防げます。
車庫の場所は実家で申請して、実際に車を使う場所は単身赴任先の住所ですよと言う形で申請することができます。
警察署に単身赴任でと言う事情を説明すれば問題なく受理してもらえます。
最寄りの警察署は、『警察署検索ページ』で調べることができます。
転勤による単身赴任での車の買い替え【まとめ】
急な単身赴任を言い渡されて引っ越し準備に追われて、忘れがちなのが車のことです。
転勤先によっては車は不要になりますが、長期間になる場合は売却するか買い換えるかも考える必要があります。
車の乗り換えや売却を楽にする便利なサービスがあるので、参考にしてみてください。
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