ハイブリッド車は値段が高いイメージがありますが、計算してみると意外に高くはありませんでした。
確かに車の購入費用はガソリン車よりも高いです。
ただ、購入後の維持費も合わせて計算すると、それほど差額がなかったのです。
フィットで比べると、ガソリン車とハイブリッド車の差額は約11万円でした。
[st-kaiwa6]購入時の値段差は約27万円、そこからガソリン車とハイブリッド車の維持費を差し引いた値段が約11万円。[/st-kaiwa6]
この記事では、ハイブリッド車とガソリン車の維持費の比較から安く買い換える方法までを詳しく解説しました。
乗り換え検討中の方は、損せず安く乗り換える方法もわかります。
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車の購入後にかかる維持費
車を買った後に最低限かかってくる維持費をまとめました。
ガソリン車・ハイブリッド車問わず、車にかかる維持費はだいたいこんな感じになります。
必要なお金 | 支払いタイミング |
ガソリン代 | 毎月 |
メンテナンス費用 | 修理・点検時 |
タイヤ・部品代 | 修理・交換時 |
点検・車検代(税金含む) | 1年・2年に1回 |
自動車税 | 毎年 |
任意保険 | 毎年 |
[st-kaiwa6]車は乗らなくても、持っているだけで結構なお金がかかる。[/st-kaiwa6]
車は乗らなくてもお金がかかります。
家に置いておくだけでも、お金がかかってしまいます。
ハイブリッド車のメリットは何?
ハイブリッド車のメリットは、燃費の良さと税金の優遇です。
ガソリン車に比べて燃費が良く、税金の支払い面で国から優遇されます。
ハイブリッド車のデメリットは、買うときの購入費が高いことです。
数年前は、ガソリン車でも税金面では優遇されていましたが、今は規制が厳しくなってきています。
そのため、ガソリン車ではエコカー減税の基準に達しないことも増えてきました。
[st-kaiwa6]エコカー減税の基準が年々厳しくなってるから、ハイブリッドカーの方が優遇されやすい。[/st-kaiwa6]
ハイブリッドカーの仕組み
ガソリンだけで走行するガソリン車と違い、ハイブリッド車は走行にバッテリーも使います。
ただ、普段の走行時にいつもバッテリーを使うわけではありません。
加速時や坂道など急なパワーが必要となる時に補助的にパワーを補填する形をとっています。
[st-kaiwa6]ガソリンの使用量を減らし、バッテリーでパワーを足すから燃費がよくなる。[/st-kaiwa6]
渋滞時など徐行走行をする時は、完全にガソリンを使わないようにもできます。
電気自動車(EV)モードなら、モーターのみの走行が可能になります。
ハイブリッド車の寿命もガソリン車とそれほど変わりません。
[st-mybox title=”ハイブリッド車の寿命の目安” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#757575″ bordercolor=”#BDBDBD” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
ハイブリッド車に使われるニッケル水素電池の平均寿命は20万km、リチウムイオン電池は30万km分と言われています。
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車の寿命よりも長いくらいなので、そう簡単にバッテリーの故障や交換の時期がくる心配もありません。
ガソリン車と比べて圧倒的に燃費がいい
ハイブリッド車の1番のメリットは、やはり燃費がいいことです。
フィットのガソリンとハイブリッド車で比べると、リッターあたり12kmも燃費が違いました。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold”]
- フィットガソリン13L 24.6km/L
- フィットハイブリッド 37.2km/L
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[st-kaiwa6]ガソリン満タンで40Lだから、1回の給油で480kmも差が出る計算。[/st-kaiwa6]
燃費の差だけで、毎回の給油時にハイブリッドの方が480kmも走れることになります。
この低燃費がガソリン車にはないハイブリッドの最大の魅力と言えます。
エコカー減税の優遇が受けられる
ハイブリッド車は、ほとんどの車種で低燃費基準を達成しています。
その恩恵で、取得税・重量税・自動車税などの税金の支払い面でも優遇されています。
エコカー減税と呼ばれており、取得税と重量税は初回全額免除、自動車税については50%〜75%の減税となっています。
取得税は最初の購入の時、重量税は車検の都度にかかってくる費用、自動車税はご存知の通り毎年必要となります。
一番馴染みのある自動車税で見ると、2000ccのクラスなら通常39500円のところが9875円〜19750円(翌年1年のみ)になります。
減税で優遇されるお得さがわかっていただけるかと思います。
ハイブリッドかガソリンか?維持費を比較
では、同じ車種でハイブリッド車とガソリン車とで維持費の違いを調べてみました。
ガソリンとハイブリッドの両方の仕様があるフィットで比較してみます。
維持費 | ガソリン車 | ハイブリッド車 |
ガソリン代 | 134,400円 | 67,200円 |
燃費 | 22.2km/L | 37.2km/L |
自動車税 | 34,500円 | 8,625円(翌年度のみ減税) |
取得税 | 44,500円 | 0円(登録時のみ) |
重量税 | 22,500円 | 0円(登録から3年間) |
※ガソリン代は単価140円・40L月2回給油(ハイブリッド車は1回)した場合で計算。
2つの維持費の差額をまとめると、
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- 購入や車検の税金費用 → 差額 92,875円
- ガソリンなど継続的にかかる費用 → 差額 67,200円
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ハイブリッド車の方が160,075円も維持費の面で安くなることがわかります。
ただ、ここで気にしておきたいのは購入時の値段です。
購入時の価格差を比較
次に、ハイブリッド車とガソリン車の購入時の値段を比較してみます。
新車で買う場合の車両本体価格の違いをフィットで比べてみました。
- ハイブリッド車 1.5L 1,699,920円
- ガソリン車 1.3L 1,428,840円
フィットのガソリン車とハイブリッド車では、購入時に271,800円の差額があります。
[st-kaiwa6]維持費を差し引きしても、ハイブリッド車の方が111,725円高い。[/st-kaiwa6]
新車で購入して初回車検までの3年間で考えると、ガソリン車とでは1年で37,241円の差額があるということがわかります。
この差額が許容範囲であれば、ハイブリッド車を買っても大きな損をすることはありません。
ハイブリッド車とガソリン車の車検費用は違うの?
ハイブリッド車とガソリン車では、車検費用に違いがあるのかを調べてみました。
ホリデー車検の車検費用を引用しました。
先ほどと同じく、フィットの車検費用を調べましたが、結論どっちも変わりません。
車検料 | 公的費用 | 総額 |
19,764円 | 51,630円 | 71,394円〜 |
[st-kaiwa6]車検費用は、税金関係で値段が決まっているから、ハイブリッドでも値段は一緒です。[/st-kaiwa6]
交換する部品によって、値段は変わります。
ただ、基本料や法定費用は排気量や重量で決まるので、重量が500kgを超えない限りは同じ値段になります。
ハイブリッド車のメンテナンス費用は高い?
ガソリン車とハイブリッド車で、普段のメンテナンス費用もそれほど変わりません。
初めてプリウスが発売された頃は、バッテリーやモーターの寿命が短くなっていました。
そのため、バッテリーなどが故障すると、修理代はすごく高くなることが普通でした。
[st-kaiwa6]でも、今のハイブリッド車のバッテリーやモーターは、耐久性が高いから壊れにくい。[/st-kaiwa6]
つまり、15万kmとか20万km走らない限りは、そう簡単には壊れないんです。
交換になると高いですが、今では交換するリスクは少なくなっています。
ハイブリッド車とガソリン車の選び方
ガソリン車とハイブリッド車どっちがお得なのかは、走る距離と年数で考えます。
フィットで比べたガソリン車とハイブリッド車の値段の違いは、購入時の費用から維持費の差額を差し引くと約11万円です。
その11万円の値段差でも、ハイブリッド車を買ったほうがお得になる条件は下記の2つです。
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- 年間の走行距離が多い
- 車は長く乗ることが多い
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年間の走行距離は通常1万kmくらいが平均的です。
ただ、年間2万km近くの距離を走ることが多いなら、ハイブリッドの方がガソリン代でお得になります。
[st-kaiwa6]長い距離や期間乗るなら、維持費を節約しやすいのはハイブリッド車。[/st-kaiwa6]
11万円の差がなかなか埋められないというあなたも安心してください。
ハイブリッド車を安く買う方法はあります。
ハイブリッド車に安く乗り換えるには?
ハイブリッド車は、購入するときの値段がどうしても高くなります。
人気車種も多いので、中古車にしても値段を抑えることは難しいです。
しかし、今乗っている車を高く売ることは意外に簡単です。
[st-kaiwa6]やり方さえ知っていれば、誰でも車を高く売ることはできる。[/st-kaiwa6]
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[st-kaiwa6]僕が今まで使ったことのある一括査定の中で、おすすめサイトを厳選して3つ紹介するよ。[/st-kaiwa6]
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車の乗り換えの参考に、僕なりの経験を書きました。
チェック 車を安く乗り換えるにはどうすればいいか?
業者との交渉・やり取りが苦手なら一括査定は不向き
業者との直接交渉が苦手なら、一括査定はおすすめできません。
営業マンや業者とやり取りをしたくない方は、オークションで競りに出すのが得策です。
普通は、車のオークションは業者でないと利用することはできません。
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ユーカーパックの評判やトラブル回避策については、『ユーカーパックのトラブル事例とデメリットを解消|リアルな評判調べました』に詳しくまとめています。
ハイブリッド車の維持費【まとめ】
ハイブリッド車は、乗る距離と期間が長いなら、確実にお得になります。
発売当初は、バッテリーやモーターの寿命が短く、あまりおすすめはできませんでした。
しかし、今は部品の故障も少なく、耐久性も格段に上がっています。
あなたが今、乗り換え検討中なら真っ先にやるべきことは、車を高く売ることです。
面倒な値段の交渉もせずに、査定価格をあげられるナビクルが簡単なので、試してみてください。
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